基本ルール | basic rule
インラインスケートを履いて滑走し、スタートからゴールまでのタイムを競います。
アスファルトやコンクリートなどで舗装された斜面(国際大会では長さ150m以上、幅5m以上、斜度6~15%)で行われます。コース上設置された全ての旗門を正しく両足で通過しなければなりません。既定の時間に事前にコースを下見(インスペクション)する事が出来ます。
- 参照記事
- 2018年の公式ルールはこちらを参照
種目 | events
スラローム
3~8メートルの間隔で、コースの上から赤青交互に設置された旗門(国際大会では30~60旗門)を通過していく競技。
ジャイアントスラローム
10~15メートルの間隔で、上から赤青交互に設置されたフラッグのついた双旗門(国際大会では20~35旗門)を通過していく競技。
パラレルスラローム
2人の選手が左右に同じ設定でセットされたコースを、同時にスタートし着順を競う競技。
各コースの旗門は赤か青の単色でセットされます。
見どころ | 4 points
(1)迫力
インラインアルペンは最高時速50kmにも達するスピードでターンをしながら滑走します。この競技はスピードスケートとアルペンスキーの複合競技とも言え、ターンの仕方もスキーのようなターンからスケーティングをしながらのターンなど、非常に迫力のある滑りをします。更に、ゴール前では少しでもタイムを縮めようとイーグルホークと呼ばれる技を行ったり、迫力あふれるエキサイティングなスポーツです。
(2)高度な技術
インラインアルペンは高速で滑走しながらも繊細な技術があります。選手は高速で滑走しながらも非常に正確なコースどりで滑走します。インラインアルペンのコースどり即ちラインは、タイムを出す為に最短距離に近い直線的なラインがとられます。長さ50cmにも満たない短い、細いブレードの上でスケートを操り、トップ選手の正確で稲妻のような滑走ラインには本当に驚かされます。
(3)路上スポーツ
インラインアルペンはアスファルトの上で行う競技です。特に本大会は勿論、国際大会は街中で行われます。日常的な空間である路上で、非日常的なレーシングスポ―ツを行う事、見る事は非常に新鮮で面白いです。街中で、こんな所をサーっと凄いスピードで動けたら気持ちいだろうなー、というような願望を満たす爽快感はこの競技でしか味わえないと思います。
(4)誰でも
インラインアルペンは特別な体力など必要なく、スケートに乗れれば誰でも爽快に楽しむ事が出来るスポーツです。アスファルトの上での滑走で少し怖いと感じるかも知れませんが、しっかりとプロテクターも装着して滑走する事で安全に滑走する事が出来ます。大会には老若男女問わず、沢山の方が参加されます。是非あなたも参加してみませんか?