インラインアルペン競技の世界選手権大会は2010年からはじまりました。
元々、アルペンスキーの夏場のトレーニングとして1980年代にアルペンスキーの盛んなヨーロッパアルプス周辺で始まり、アルベルト・トンパなどの有名選手がトレーニングに取り入れた事で人気になりました。その後、トレーニングとしてだけでなく競技として大会も行われるようになり、2000年代にはヨーロッパカップとして国際大会も開催されるようになりました。そして2010年に日本チームが参戦する事で、第1回の世界選手権大会が開催されました。
これらの国際大会を主催してきたWIACは国際ローラースポーツ連盟の傘下となり、現在ではローラースポーツの1種目として国際的に普及が進んでおります。近年は、スキーが盛んな地域だけでなくアフリカや東南アジア、中東などでも行われるようになってきております。昨年のワールドローラーゲームズを除けは、初めてのヨーロッパ以外での開催となる本大会はインラインアルペン競技の国際化に非常に大きな意味を持つ大会であると言えます。
更に、日本のローラースポーツ文化の発展に大きな発展をもたらすチャンスであると言えます。
この大きな節目となる大会を素晴らしいものにできるよう努力してまいりますので、皆様、応援の程、どうぞ宜しくお願いいたします。